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製造業向けの販売管理システムのおすすめランキング13選|システムを導入するメリットとは?

2023.05.25

販売管理システムは、製造業や建築業などさまざまな企業で導入されており、導入したことでさまざまなメリットを得られているところも多くあります。

特に製造業は多くの商品を扱う業種の一つなので、在庫管理ができる販売管理システムを選ぶ必要があるでしょう。

しかし製造業を営む方の中には、自社の業種に合った販売管理システムがどれなのかわからないという方がいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、製造業で販売管理システムを導入するメリットをはじめ、製造業におすすめの販売管理システムを13選ご紹介します。

製造業で販売管理システムを導入するメリット5つ

製造業で販売管理システムを導入するメリット

生産管理や在庫管理が欠かせない製造業は、販売管理システムを導入することでさまざまなメリットが得られる可能性があります。

ここでは、製造業で販売管理システムを導入するメリットを5つご紹介します。伝票の作成などの手書きで行っている方や、販売管理システムの導入に迷っている方は、まずは導入するメリットを知っていきましょう。

販売管理・生産管理・在庫管理まで完結する

販売管理システムを導入することで、生産管理、在庫管理まで一つのシステム内で管理できるようになります。

複数のシステムを導入する手間が省けて、管理の負担が軽減されるでしょう。さらに一つのシステム内からすべてのデータを確認できるようにもなるので、部門間での情報共有の手間が省けて、情報伝達ミスなどが生じにくくなります。

今までのデータから経営状況を可視化できる

購入者層や商品ごとの売れ行きなど、経営に必要な情報を可視化できるようになります。売上を向上させるにはどうするべきかなど、経営戦略も立てやすいです。

経営戦略のためにシステムを導入する場合は、分析機能が充実しているものがおすすめです。膨大なデータの管理に対応しているものなら、中長期の経営状況をグラフなどで確認することもできるでしょう。

業務効率化により生産性がアップする

手動で行う作業が減れば、ほかの業務にかける時間を増やせるので、結果的に生産性がアップしやすいです。

過去のデータや今までの傾向から、発注のタイミングなどを判断しやすいので、在庫を切らせてしまったり在庫を多く持ち過ぎてしまったりすることを防げるでしょう。販売管理に関わる業務負担を軽減して残業をなくすことで、従業員の意欲も高まりやすいです。

ミスや不正を減らせる

部門間での情報共有のミスを減らすだけでなく、不正の減少などにもつながるでしょう。ミスや不正が減ることは、ミスを修正する業務を減らすことにもつながるので、より業務の効率化が図れます。

また販売管理に関わる業務をシステム内ですべて管理できるようになれば、内部統制にもつながりやすいです。結果的に、従業員の仕事に対する意欲や経営への参画意識が高まる可能性があります。

コストを削減できる

見積から在庫管理までシステムに一任することで、新たに従業員を雇う費用を削減できます。発注ミスや在庫の持ちすぎなどを防ぐことで、結果的に在庫管理にかかるコストの削減にもつながるでしょう。

クラウド販売管理システムの場合、初期費用やランニングコストが比較的安いです。独自サーバーを管理する費用もかからず、アクセス権限の設定などでセキュリティ性も高められるメリットがあります。

【おすすめランキング】製造業向けの販売管理システム13選

【おすすめランキング】製造業向けの販売管理システム13選

製造業で販売管理システムを導入する場合、製造業の販売業務に関係する機能が備わっているものがおすすめです。まずは、どのような製造業向けの販売管理システムがあるのか知っていきましょう。

ここでは製造業向けの販売管理システムを13選ご紹介するので、ぜひシステム選びの参考にしてください。

1.アラジンオフィス-株式会社アイル

アラジンオフィスは、パッケージ化されておりカスタマイズせずに利用できます。販売管理に必要な豊富な機能を標準搭載しており、5,000社以上の導入実績があります。

生産管理、輸入管理、プロジェクト管理などの機能はオプションとして追加することができ、業務内容に応じてその都度カスタマイズが可能です。テレワークや在宅勤務にも対応したクラウド化もできます。

システム導入前から導入後までフォローしてくれるので、初めてシステム導入を行う場合でも安心して利用できるでしょう。サポート体制が充実しているからなのか、ユーザーリピート率は98.2%ととても高いです。

料金は、問い合わせる必要があります。

2.販売悟空-株式会社ユーテック

販売悟空は、1台のPCで利用する方向けと、複数台のPCで共有する方向けの2つのプランから選べる販売管理システムです。Excelを使ってテンプレートを作成できるので、今までExcelで管理していた場合におすすめです。

集計機能では、得意先元帳、売上一覧表、得意先別売上集計表、売掛残高一覧表、売掛金年齢表、入金予定一覧表、入金一覧表などに出力できます。案件にファイルを関連付けたり、過去の見積を閲覧したりすることも可能です。

料金は20万円〜、保守サポートは月額1万円〜です。

3.ExeQuint-株式会社センチュリーシステムズ

ExeQuintは、基本装備として見積、受注、売上、発注、仕入、在庫、棚卸、債権、債務の幅広い機能が備わっている販売管理システムです。製造業のほかに卸売業や商社などの業種にも対応しています。

加工管理機能やWeb機能、タブレット機能、会計連携などさまざまな機能をオプションとして後から追加できます。業務内容に合わせて必要な機能だけ装備でき、カスタマイズ性のあるシステムが良いという方におすすめです。

料金は、問い合わせる必要があります。

4.弥生販売23ネットワーク-弥生株式会社

弥生販売23ネットワークは、売上実績24年連続No.1を誇る販売管理システムです。3台以上のネットワーク環境で使え、最大20ライセンスまで対応しているので、大人数での情報共有におすすめです。

アクセス権限の設定ができ、セキュリティ性を重視している方にも適しています。あんしん保守サポートは、1年間無料または特別価格で加入でき、オプション価格やバージョンアップ価格も0円なので、コストを大幅に削減できるでしょう。

料金は264,000円〜、あんしん保守サポートは年額100,000円〜です。ライセンス数が多いほど価格やサポート価格が高額になりますが、少人数の企業では余計なコストをカットできてお得です。

5.SMILE V 販売-株式会社大塚商会

SMILE V 販売は、見積書や納品書、請求書、注文書、支払明細書などの各種伝票の発行をワンクリックで完了できる販売管理システムです。そのほか、予定在庫管理、在庫切れ防止、移動中の在庫管理、委託受託、預け預かりなどにも対応しています。

返品や特売の理由や自由にかけるメモなどの独自の項目を追加できるので、情報共有の手間を省けます。シンプルなデザインで操作回数も少ないので、業務の負担を軽減できるでしょう。専任スタッフが操作や処理方法などを指導してくれるので、はじめてシステム導入する方でも安心です。

料金は、問い合わせる必要があります。

6.商蔵奉行クラウド-株式会社オービックビジネスコンサルタント

商蔵奉行クラウドは、改正電子帳簿保存法とインボイスに対応しているクラウド販売管理システムです。サーバーを管理する手間も省け、スムーズに導入できます。社内だけではなくさまざまな場所からアクセスできるので、営業中やテレワーク中の方でも使えます。

受発注同時処理や消込自動化が可能で、入力作業の手間の軽減が見込めるでしょう。1つの商品コードさえ把握していれば、商品のサイズや色などを細かく管理できます。あらかじめ定期購入予定日や支払い予定日などを入力しておくと、売上計上の自動化も可能です。

料金は、年額88,000円〜、初期費用0円〜です。

7.GEN-GEN株式会社

GENは、さまざまな業種に適した7つのクラウドサービスを提供しています。製造業向けのサービスには、GEN PRODUCTS、GEN FACTORY、GEN KITCHENの3種類があります。

GEN PRODUCTSはメーカー向けのシステムであり、購買管理から店舗在庫まで管理が可能です。GEN FACTORYは向上向けのシステムであり、製造や外注指示、工程の管理、請求入金まで対応しています。GEN KITCHENは食品や化粧品製造業向けのシステムであり、受注管理や実店舗の入金、売掛管理まで幅広く対応しています。

製造業の中でも現場の必要な業務に合わせてサービスを提供しているので、余計なものを省いて業務の効率化が図れるでしょう。料金は、23,800円~です。

8.WorkVision販売管理-株式会社WorkVision

WorkVision販売管理は、40年以上のシステム構築実績のある販売管理システムです。製造業では、機械や電子メーカーの導入事例があります。

クラウド型のシステムも扱っており、他サービスとの連携ができます。また取引状態をいつでもリアルタイムで確認できるので、今すべき対応が何かが一目で判断できるでしょう。受注・出荷・売上のどの状態にあるのか、進捗状況も一目で確認が可能です。

料金は、問い合わせる必要があります。

9.Skit FLEXi-株式会社NTTデータセキスイシステムズ

Skit FLEXiは、クラウド型統合基幹業務システムです。ASP・SaaS・クラウドアワード2012でASP・SaaS部門 基幹業務系グランプリを受賞した実績があります。

販売や仕入れ、在庫管理だけではなく、会計や分析などにも対応しています。クラウド型なので、サーバー管理にかかるコストも削減でき、自宅や遠方にいる従業員でも利用が可能です。

料金は、ユーザー数や利用データ量、お問合せ数などによって異なります。

10.販売管理システムSMART-株式会社スカイシステム

販売管理システムSMARTは、受発注や生産、在庫などの管理が行えるクラウドシステムです。各種システムを連携させることで、人事管理や外注管理、原価管理などにも便利です。

日本語だけではなく英語や中国語に対応しており、海外への事業拡大などでも問題なく利用できます。

料金は、問い合わせる必要があります。1か月のお試し期間を設けていたり、IT導入補助金に対応していたりするので、導入を検討している方はぜひ活用してみてください。

11.楽商メーカーLight-株式会社 日本システムテクノロジー

楽商メーカーLightは、運用のしやすさが特徴的な販売管理システムです。電気機械器具製造業、精密機械器具製造業、一般機械器具製造業、自動車部品製造業、食料品製造業、化粧品製造業、化学工業品製造業、プラスチック製造業、特殊機械装置製造業などのさまざまな業種での導入実績があります。

商品に関する情報管理では、商品の種類に関係なく自由に登録ができます。もしわからないことがあれば、専任のシステムエンジニアがつくので迅速に対応してもらえるでしょう。

料金は、ネットワーク対応版400万円~です。

12.機工マスター II-株式会社日本アルシス

機工マスター IIは、機工業界向けの販売管理システムです。直感的に操作ができるので初心者にもおすすめであり、スマホやタブレットからの操作もできます。

売上と仕入れを同時に処理できるので、業務負担の軽減が期待できるでしょう。また歩引システムやセット品システム、違算システム、検収システム、オートFAX、自動メール送信をオプションとして追加できます。

料金は、問い合わせる必要があります。

13.Future Stage-日立システムズ

Future Stageは、中堅・中小企業向けの販売管理システムです。顧客満足度調査2022-2023では、 ITコンサルティング/上流設計関連サービス(メーカー系)部門と、システム運用関連サービス(メーカー系)部門で1位を獲得しています。

輸出や輸入機能が搭載されているので、国内外の取引を行っている企業におすすめです。既存システムとの連携や、会計システム・帳票作成ツールとの連携ができるので、今までに使っていたシステムを解約せずにそのまま活かせる可能性があります

現在は電子帳簿保存法の改正や内部統制に対応しており、これからインボイス制度に対応する予定です。料金は、204万円~です。

まとめ

販売管理システムを選ぶ際には、業種に合ったものを選んだほうが後から機能を追加する手間が省けます。

販売管理システムを導入することで、コストの削減や業務の効率化、経営状況の可視化などを実現できる可能性があるでしょう。

今回は製造業におすすめの販売管理システムをご紹介しましたが、ほかにもさまざまな業種に対応しているものがたくさんあります。

販売管理システムの導入を迷っている方は、まず導入するメリットを把握した上で業種に合ったものを選びましょう。